恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「なあ、これって感じてんの?」



和泉さんは口許を緩めながら指先で肌をなぞり、あたしの反応を楽しむように顔を覗き込んでくる。


そんな和泉さんの言動と行動に、頬がカッと熱くなる。



「だ、だって……」


「ん?」


「……晴希さんが……」


「俺が、何?」


「……――からっ」


「何? 聞こえない」


「さ、触るからっ……気持ち、よくなるんだもん」



訊かれたことだけを答えればいいのに、何故か今の自分の身体の状態まで口にしていて。


頬どころか、身体中まで熱くなっていく。



「……」



けれど、あたしがこんなことを言おうもんなら、いつもはすぐにからかってくるはずの和泉さんは何も言わなくて。
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