恋の魔法と甘い罠~おまけSS
そしたらいつものごとくあたしの心を読んでいるんじゃないかと思ってしまうように、晴希さんはあたしの肩に腕を回して引き寄せた。



「は、晴希さん!?」



触れ合えたことを嬉しく思いつつも、突然のことに心臓はどきんっと大きく跳ねるし、頬もカッと熱くなる。



「ちょっと充電させて」



晴希さんはそう言うと、缶ビールをローテーブルに置いて、そのままふわっと包み込むように抱き締めてきた。


そしたらまた心臓が大きく跳ねる。


あたしもこうやってくっついていたいとは思っていたけれど、不意打ちでこんなことをされると、どうしていいのかわからなくなる。
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