恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「今日誕生日なんだって?」


「えっ……な、何で?」



晴希さんに言ったつもりのない誕生日を知っていたことに驚く。



「今日、紗羽に聞いた」


「あ……」



そうなんだ。


確かに紗羽さんはあたしの誕生日を知っていて、今日朝イチで『おめでとう』と言ってくれた。


それに紗羽さんと悠亜さんから、お誕生日プレゼントも貰った。


紅茶好きのあたしのためにと、いろんな種類の入った紅茶のティーパックのセットだった。



「俺、知らなくて、何も準備していなくてさ」



晴希さんはそう言うけれど、左手の薬指に輝いているものを見ながら思う。


これって、今日買って、今日すぐに渡されるものだっけ?


だってサイズもぴったりなんだよ。


まあ、そのサイズがお店にあれば買えるんだろうけど。
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