キス、のち涙。
もう・・・・・・このままずっと、秋原君の傍にいたい。


この温かい背中を・・・・・・優しい言葉を・・・・・・離したくない。

離れたくない。




私は彼に気づかれないように、汗で体が透けている彼の背中に、そっとキスをした・・・・・・。



そのキスは、涙と塩味の、悲しくて淡い、しょっぱいキスで・・・・・・。



もう、学校になんて・・・・・・二度と戻りたくない。

このままずっと、君の傍にいたいよ・・・・・・。
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