運命の出会いって信じますか?
最近神経質になっている真先が初体面の生都くんに泣かないだろうか…。
そう思った瞬間、真先は生都くんに手を伸ばした。
ご機嫌そうな声まで出している。
「どっ、どうしたらいいの?」
小さな子供に慣れていないようで生都くんは少し焦っているようだ。
「抱っこしてあげて。」
私がそう言うと、恐る恐る生都くんは手を差し出し、ぎこちない様子で真先を私から受け取った。
真先の満足そうな表情。
これだけ体格のいい男の人に抱かれると安心するんだろうか。
「うちでお茶でも飲んでいってよ。時間はあるんでしょう?」
生都くんはうなずいた。
そして私の後を黙ってついてくる。
リビングに通すと、私は真先を受け取って自由にした。