運命の出会いって信じますか?
ここまで来ると、私はもううなずくしかなかった。
英輔、どこかで私達を見てくれているかな…。
ずるいかもしれないけれど、あなたの子供達を守って行くために、生都くんの力を借りようと思っています。
こんな弱い私を許してくれるかな。
私は顔を上げて、空を見た。
やっぱりまだ英輔の事を冷静に思い出せなくて、涙がにじむ。
ダメだ、また泣いてしまう。
私は涙を一生懸命こらえる。
「華さん、落ち着いたらでいいからさ、子供達と一緒にご主人の事を聞いてみたいな。」
真先を抱いた私を、生都くんが後ろから包み込む。
「ご主人がどんな人だったか子供達も大きくなって来たら聞きたがると思うよ。その時に一緒に俺も聞きたいな。」
生都くんの言葉に、私の我慢なんてすぐ吹っ飛んでしまった。