運命の出会いって信じますか?
私は人差し指を口に持っていく。
真美は私を見た後、生都くんの方を見る。
そしてもう一度私の方を見た。
「この人、華の親戚って自己紹介してくれたけど、本当は違うでしょ?」
やっぱり真美は鋭い。
真美の後ろで少し落ち着きをなくしかけている生都くん。
「凄いね、真美。そうだよ、彼とは親戚関係じゃない。」
私の言葉に生都くんが何か言いかけたけど、私はそれを制した。
「真美、覚えている?あの当時、話題にしていた宅急便の配達の子。それが彼なの。」
はぁ~という顔をする真美。
私は生都くんとの事をすべて話した。
どこまで真美に話してあったか考えながら。
「…何か不思議な巡り合わせね。」