運命の出会いって信じますか?
そんな事を考えていたら、またパソコンにメールが届いた。

-ずっとそばに居るために、結婚しよう。-

「はい。」

私はパソコンに向かって、返事をしていた。

「ああっ!」

こんなんじゃ、英輔に伝わらない。

-ありがとう。とても嬉しい。-

私はパソコンのキーボードをたたいた。

-華の気持ちが聞けて俺も嬉しい。詳細が分かったら、すぐに連絡をする。華、愛しているよ。-

私はその一文に、顔が赤くなるのを感じた。

こんなストレートな英輔の言葉、いつ以来だろう。

私は幸せを感じながら、パソコンの画面をいつまでも見つめていた。










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