恋の魔法と甘い罠Ⅱ
けれど、『相当参ってるってこと?』に対しては、否定できない自分がいる。
だって、いくら晴希さんにその気がなかったとしても、あんな場面を見て平気でいられるわけがないし。
「もう帰ろうかな」
「は?」
「もう帰る」
本当は一人になりたくない。
けれど、このまま朔と一緒にいたらずるずると甘えてしまいそうな気がする。
「大丈夫なのかよ?」
「ん?」
「相当参ってるように見えるけど、一人になって大丈夫なのかよ?」
「……」
そんなの、大丈夫じゃないに決まっている。
けれど、これ以上朔に甘えるわけにもいかない。
「うん、大丈夫」
だから、無理矢理笑顔を作ってそう答えた。
だって、いくら晴希さんにその気がなかったとしても、あんな場面を見て平気でいられるわけがないし。
「もう帰ろうかな」
「は?」
「もう帰る」
本当は一人になりたくない。
けれど、このまま朔と一緒にいたらずるずると甘えてしまいそうな気がする。
「大丈夫なのかよ?」
「ん?」
「相当参ってるように見えるけど、一人になって大丈夫なのかよ?」
「……」
そんなの、大丈夫じゃないに決まっている。
けれど、これ以上朔に甘えるわけにもいかない。
「うん、大丈夫」
だから、無理矢理笑顔を作ってそう答えた。