恋の魔法と甘い罠Ⅱ
◇◇◇



それから数日。


晴希さんとは時々メッセージのやり取りはしているものの、二人きりで会える時間は全くなくて。


それでもあの噂のことは石崎さんが勝手に言っていることだという説明はしてもらった。


けれど、文字でそんなことを伝えられただけだからか、胸の中に不安な気持ちが存在していて。


晴希さんの体温を感じながらぎゅっと抱き締められたい。


そしてちゃんと顔を見ながら、本当のことを聞きたい。


そう思っているのに、その思いも虚しく、なかなかそんな日は訪れてはくれない。
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