恋の魔法と甘い罠Ⅱ
「どんなやつ?」


「え」



目の前には瞳をキラキラさせながら訊いてくる鷹山くんがいて。


こうなるのが嫌だから黙っていたのに。


でもきっとこうなってしまったら話さないと終わらないんだよね。


何て言おうかなと考えていたら、隣から嬉しそうな声が響いてきた。



「イケメンでできる男だよね~」


「マジ?」


「マジだよー。見てるだけで満足できるもん」



ね? なんて同意を求めてきた悠亜さんだけれど、あたしは何て答えたらいいのかわからなかった。


だって、見てるだけで満足なんてできないし。


傍にいてくれないと、触れていないと満足できないもん。


なんて思っていたら、悠亜さんがふふふと笑う。



「玲夢ちゃんは見てるだけじゃ満足できないか」
< 90 / 491 >

この作品をシェア

pagetop