私は、アナタ…になりたいです…。


ーー不安も何もなく、幸せな気分に浸っていた。

田所さんの心にも自分の心にも、陰りが何一つないように思えた。


細やかな幸せで満たされた。


そんな時間を送れて、コンプレックスでさえも吹き飛んでいく様な気がした……。
< 102 / 147 >

この作品をシェア

pagetop