銀魂(恋愛)
第二話 懐かしき友

ピンポーン




新「あ、お客さんかな。
僕が出ますね」







神「どうせ、雪かきの頼みアル。
居留守ですヨー」






新「銀さん、なんか銀さんに話があるらしいですよ。
若い二人の女の人でした」

銀「はぁ…?女が?」






俺は玄関のほうを覗くと…









銀「お前っ…せつなか…!」








せ「よっ!おひさー銀時!」



俺は側に行こうとしたが、せつなの後ろにいた奴に足が止まった。









銀「てめぇは…和泉か…」





和「……」






俺は拳を震わせた。


こいつは…散々、百合に酷い事をしてきた…





せ「銀時、落ち着いて聞いて。
銀時の思ってることはわかる…

だけど、見たでしょ?あの時、和泉は百合ちゃんと和解した。



今では百合ちゃんの死を惜しむ仲間同士だ」





銀「あぁ…わかったよ…

それより、お前ら今でどこいたんだよ」


せ「まぁ、ちょっと宇宙をぶらりぶらりしてたのよ。

和泉とは、そん時に会ってそれから共に旅してんのよ」


銀「お前…あれから鞍馬とどうしたんだ」




和「…逃げてきたんだよ。

毎日毎日、傷が出来ない日はなかった」



銀『駄目だ…今、こいつといると…







百合を思い出しちまう…』




和泉の顔を見るとどうしても百合の顔がチラついてならなかった。

それは双子だから仕方ないかもしれない…



だが、今の俺にとって…できれば会いたくない奴だった。




銀「…で、二人揃っていったい何の用だ?」





せ「あぁ、そうだった。
でも、まずは座って話すとしよう」









ーー俺は二人を中へ案内し、新八たちは一旦外へ部屋を外させた。




銀「おい、一体なんだってんだよ。
なんか怖いんですけど…何?地球おわんの?」


せ「あの、誰もそんな大袈裟な事を言ってないんですけど…




まぁ、今回は和泉が話があるって事でこの万事屋銀ちゃんに来たって訳よ


私も和泉からその話まだ聞かされてないんだよねー




しっかしあんたがこんな店開くとはねー」

銀「銀さんだってやる時はやる男なんですー。




で、和泉一体話ってなんだ?」








和「その…信じてくれないかもしれないが……










































百合が生きてるかもしれない……」
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