社長の溺愛
で、わざわざ着替えて来て、貸しきりかよ


ここを貸しきるって、どんだけだよ

はぁ、ついてねぇなぁ~


怒りと共に落胆していたらエレベーターが止まって
一人の女性が降りてきた

思わず目を向けると、

キレイで
可愛いくて
上品で
スタイル抜群の女性だった


見惚れていた自分に気付き、
パッと目線を外してポーラを見れば
ポーラも見惚れていた

ポーラに気付かれたくなかったから
悪態をつきながら横を通りすぎた

そんな自分にびっくりして
誰かの会話なんて耳に入ってこなかった...
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