不思議の国の帽子屋
「スペードの旦那ぁ、俺あんた好きだ」


照れからか眉間にふっかい皺なんか寄せちゃって、ぶっきらぼうに自分の隣を指差すスペードの3。


俺はスキップしながら、嬉々とそこへ向かった。

男前なんだからスペードの旦那めっ!


あんたのそういう所好きだぜ。


スペードのトランプ達があからさまに嫌そうな顔するが、関係ない。



スペードの旦那は腕組みして前方をただ見据えていた。


俺と反対側のダイヤの7が小さく、お人好しねと呟いた。


微かに微笑みながら。
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放課後の廊下でぶつかったあのこ あのこは腕の代わりに真っ黒の滑らかな羽を持っていた その他にもおかしな所がたくさんあった そんな鴉みたいな鳥娘のいる世界じゃ当たり前らしい 魔法使いがいたり 動物が二足歩行していて しかも人間と暮らしていたり 夜がとても短くて 季節なんか適当だったり そんな世界を旅してました

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