その瞳をわたしに向けて
少し乱暴に腕を掴まれ、身動きが取れないまま唇は顎から首筋へ堕ちていく
「やめっ…………」
何とか腕を押し出し身体をクネらせると、膝が落ちて体勢が崩れた
そこから抜け出そうとしたのに、そのまま床で倒れ込んでしまい
結局松田の掴まれた腕から逃れられず、フローリングの床に組み敷かれてしまった
暴れた弾みで、松田の眼鏡が床に飛んで落ちた
その状態のまま、また下りてきた松田の唇に顔を叛ければ、それを追って頬から顎に手で捕らえられ
また深く唇が重ねられた
ゆっくりと松田の指先が美月の服の上から身体を這い回り、部屋着のTシャツを捲し上げ、肌へ滑り込む
「嫌だって…………」
首を振り、重くのし掛かる身体の下でジタバタと微かな抵抗をするも虚しい
違う、違うってもうっ!!
この人、こうしてる私の、相手のことなんて見てない…………
「嫌だって言ってんじゃんっ松田ぁぁぁっ、ちゃんと見てぇ立花さんじゃないっ、立花さんじゃないからぁぁぁぁっ!!!」