計画的俺様上司の機密事項
クリスマスイブの日は空は晴れているけれど北風が強くて足元から冷えた。
街は朝から色めき出していて、通勤通学の人たちもなぜかクリスマスイブということで浮き足立ってみえた。
新年の特集を書き終えて『シェアキュレ』にログインしようとした。
なのに、まったくログインができない状況だった。
ちょうどシンちゃんが席を外しているときだったので、野上くんに話しかけた。
「野上くん、『シェアキュレ』ログインできないんだけど、野上くんのところはログインできた?」
「僕のところは大丈夫だけど、どうかしたの、有沢さん」
野上くんの言い方が若干冷たく感じた。
「新年特集の記事、入れられないとまずいよね。どうしよう。野上くん、お願いできないかな」
「別にいいけど。共通のファイルに入れておいてもらえれば入れるけど」
「ごめんね、お願い」
『シュアキュレ』専用の共通サーバに記事のファイルを入れておいた。
「こっちは入れておいたから画面みて確認してみて」
公開前のデモ表示に切り替えて確認するとわたしの記事と画像が入っていた。
「ちょうどよかった、有沢さんに報告があるんだけどさ」
企んでいるかのように、野上くんが向かい合わせに口元だけが笑っている状態だった。
「有沢さん、知っちゃったんだけど」
「何?」
「これ言ったら、部長困るだろうね」
含み笑いをしながら、野上くんが上目遣いをしていた。
街は朝から色めき出していて、通勤通学の人たちもなぜかクリスマスイブということで浮き足立ってみえた。
新年の特集を書き終えて『シェアキュレ』にログインしようとした。
なのに、まったくログインができない状況だった。
ちょうどシンちゃんが席を外しているときだったので、野上くんに話しかけた。
「野上くん、『シェアキュレ』ログインできないんだけど、野上くんのところはログインできた?」
「僕のところは大丈夫だけど、どうかしたの、有沢さん」
野上くんの言い方が若干冷たく感じた。
「新年特集の記事、入れられないとまずいよね。どうしよう。野上くん、お願いできないかな」
「別にいいけど。共通のファイルに入れておいてもらえれば入れるけど」
「ごめんね、お願い」
『シュアキュレ』専用の共通サーバに記事のファイルを入れておいた。
「こっちは入れておいたから画面みて確認してみて」
公開前のデモ表示に切り替えて確認するとわたしの記事と画像が入っていた。
「ちょうどよかった、有沢さんに報告があるんだけどさ」
企んでいるかのように、野上くんが向かい合わせに口元だけが笑っている状態だった。
「有沢さん、知っちゃったんだけど」
「何?」
「これ言ったら、部長困るだろうね」
含み笑いをしながら、野上くんが上目遣いをしていた。