幼なじみ×秘密の学園
「賢…人くん…?」
「ごめん…。
でも…もうとまんねえ。
俺のこと…覚えてねえのか?
瑠美ちゃん…いや…瑠美…」
えっ…?
何を言ってるの?
ガサガサ…
「あっ…」
『…』
…海登…!
いつの間に?
「海登…!「瑠美は渡さねえよ」」
『…何?ってか
お前は瑠美のなんだよ…』
「俺は…瑠美の婚約者だ。」
『じゃあ…何で今になって』
「俺が海外に引越したんだ。
俺の家系は
代々総理大臣の秘書だ。
瑠美の家系は
かなり前までだが
その秘書のサポートをする
家系だったんだ。
咲さんのマネージャーは
俺がオヤジに反発して
やってんだけど。
瑠美この指輪覚えてるか?」
あっ…それ…
私のペンダントにしてる
指輪とそっくり…
この指輪は
婚約指輪って…
えっ?
もしかしてあの賢人なの?