彼が嘘をついた
「…と言うことで、部屋まで案内してくれ!」
そう言って、五十嵐くんはマンションに入って行く。
私も、あとをついて中に入った。
そのままエレベーターの前まで行き、"↑"のボタンを押した。
やってきたエレベーターに乗ると、"15"を押す。
2人を乗せたエレベーターが、ゆっくりと上昇していく。
私とヒロくんは、17階建のマンションに住んでいた。
就職を機に『1人暮らしをしたい』という私の要望に、"セキュリティがしっかりしているところ"で、"大樹が側についていること"を条件に出され、ヒロくんと2人で当時、新築だったこのマンションに決めて、祖父や父·兄を説得したのだ。
それなのに…
いつもなら、ヒロくんと一緒にエレベーターに乗っているはずなのに、なんで五十嵐くんと一緒なのだろう?
エレベーターの上昇と共に、私のドキドキも早くなって行く気がする。
そんなことを考えているうちにエレベーターは15階に到着。
箱から降りると、自分の部屋へと足を進める。
もちろん、五十嵐くんもついてくる。
"1508"号室の前で足を止める。
「ここがヒロくんの部屋だよ」
隣の"1507"号室の鍵を開けながら言った。
「こっちが私の部屋だから。
…送ってくれてありがとう。
おやすみなさい」
言いながらドアノブを掴んだ。
そう言って、五十嵐くんはマンションに入って行く。
私も、あとをついて中に入った。
そのままエレベーターの前まで行き、"↑"のボタンを押した。
やってきたエレベーターに乗ると、"15"を押す。
2人を乗せたエレベーターが、ゆっくりと上昇していく。
私とヒロくんは、17階建のマンションに住んでいた。
就職を機に『1人暮らしをしたい』という私の要望に、"セキュリティがしっかりしているところ"で、"大樹が側についていること"を条件に出され、ヒロくんと2人で当時、新築だったこのマンションに決めて、祖父や父·兄を説得したのだ。
それなのに…
いつもなら、ヒロくんと一緒にエレベーターに乗っているはずなのに、なんで五十嵐くんと一緒なのだろう?
エレベーターの上昇と共に、私のドキドキも早くなって行く気がする。
そんなことを考えているうちにエレベーターは15階に到着。
箱から降りると、自分の部屋へと足を進める。
もちろん、五十嵐くんもついてくる。
"1508"号室の前で足を止める。
「ここがヒロくんの部屋だよ」
隣の"1507"号室の鍵を開けながら言った。
「こっちが私の部屋だから。
…送ってくれてありがとう。
おやすみなさい」
言いながらドアノブを掴んだ。