彼が嘘をついた
私は一旦自分の部屋に入り、汚れてもいいラフな服に着替えて、洗濯機が止まるのを待った。
今日は1日、晴れ予報。
本当は布団も干したかったけど、明日もお天気が持つみたいだから、布団は明日でいいか!
とりあえず洗濯物を干して、隣の部屋へ向かった。

「遅くなってごめんね。
何をしたらいい?」

そう言いながら、隣の部屋へと入った。

「あっ、遥。
ちょうど良かった!
隼人の荷物、みんな運んだから、今度は大樹の荷物をあっちの部屋に運ぶの。
今、男2人で、車に荷物を運んでるの。
もう少ししたら、4人であっちの部屋に行くから。
それまで、ちょっと休憩してよう」

真由子の言葉通り、ヒロくんと五十嵐くんが荷物を運ぶ。
残りが少しになったら、
「これは軽いから、遥と真由子も1つづつ持ってもらっていい?」
とヒロくんに言われ、実際に持ってみたら運べそうだったから、

「うん、分かった。
駐車場でいい?」
確認して、荷物を運んだ。

私たちが運んだ荷物が最後みたいで、ヒロくんと真由子は、荷物を積んだ車で、先に引っ越し先のマンションに向かった。

私も部屋に戻り、荷物を持って戸締まりをして、五十嵐くんの待つ駐車場へと急いだ。
駐車場に着くと、エンジンをかけて待っていてくれた五十嵐くんの車の助手席へ乗り込んだ。



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