恋色×模様
「さっサボるって如月くんも?」


「うん。まぁ残り10分くらいで行くよっ。
休むと補講延びるからさ!」


そうなんだーっと

なんだか関心してしまった。




「なんか、もっと真面目だと思った…」





あんなに小さい声で言った私の言葉を
ちゃんと聞いていて、笑ってくれたよねっ





「そう見えた?(笑
俺、意外にサボり魔だから♪」



陽志が自分のことを初めて言ったのは
この時だったよね?




「そんなに隅にいないでこっち来て話さない?」




陽志に言われるがまま動く私。



なぜか緊張して、
右手と右足が一緒に動いてた…



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