オトナチック
そこで、コンビニの前のベンチに座っていた私を見つけたと言う訳か。

「昨日は高浜がいたから外食したけど、外食は年に1回行けば充分ってところだな」

「そうなんだ」

そう言った私に、
「話は終わりか?」

杉下くんが聞いてきた。

「えっ…ああ、たぶん…」

「たぶんって…」

杉下くんは呆れたように言った後、炒飯を口に入れた。

食事中に話をされるのは苦手なのかも知れない。

食事は食事と、そう割り切っているのかも知れない。

そうやって心の中でまとめると、私は炒飯を口に入れた。
< 47 / 326 >

この作品をシェア

pagetop