幸せのかけら
"え?"
"ーーー早く、部屋戻りたいし"
"………………ええ?"
"抱きたい"
"え、この状況で?"
"いや、この状況だからだろ。
それに止まるより、俺は愛とこれからを作っていきたいんだよ"
ーーーだから、今のうちに星空堪能してね。
そんなイジワルを言われて、顔が赤くなる。
キラキラした星空
ずっと見ていたいーーーけど
"ーーーーーー連れてって"
"ん?"
"ーーー部屋に、連れてって"
響に触れたいーーーその気持ちが強くなっていく。
"……愛、俺をどうしたいわけ?"
"え、だって響が"
"ーーーーーーあと、この部屋いられるの30分だから。
星見よ"
"う、うん"
ーーーーそれからはもらったスイーツを食べながら2人で星空を堪能して、バルコニーを出る。
部屋の中はスイートルームなのかやっぱり豪華で、ここに入るのにいくらかかるのか不安になった。
"ね、お金請求してね"
"だから、いいって。
なんか知らないけど、ここ入るのにはお金かかってない。"
"ーーーなんで?"
"バルコニーだけを使ったから?"