幸せのかけら
"ーーーまさか、響と一緒に自己採点することになるとは"
"なんで?"
"すぐ家帰って、1人ですると思ってたから。
こんなカフェに入って、採点してる人いるのかな"
"たくさんいると思うけど"
そんな会話で気を紛らせながら、ひとつひとつ解答を埋めていく。
自分の解答を入力してボタンを押すと、一瞬で点数が分かるシステムになっていて。
先に入力を終わった響をみて、鼓動が早くなる。
"ーーーーーー終わった?"
"ん"
"私も"
ドクンドクンと緊張が走る。
"ーーー一同時に押す?"
"うん"
"そんな顔すんな、今まで頑張ったんだから。
自信持とう"
響の言葉に頷きながら、スマホを握りなおす。
"………………せーのっ"
ぎゅっと目を瞑り、ゆっくりと目を開けたーーー