隣の席の及川くん。





私にとって間違いなく2人の存在は1日で大きくなった


1人は私のために本気で怒って泣いてくれる子


1人は私のために手を差し伸べてくれるといった子


どちらも大切にしたいと思った


鈴木美華と言う女は
人を遠ざけることしかできなかった
でもそれは傷つくのが怖くて
自分で自分を守っていた

幼ながら覚えた自分を守る方法
それはあっけなく高校で出会ったとある2人にこわされたのだった


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