黄金と四聖獣
お風呂にも入って、夕食をご馳走になり
そろそろ寝る、となって布団を敷き出した時
どこからか枕が飛んできて、エーラの顔に
直撃した。
「な!?」
と、エーラが驚いて立ち上がると
ふぇっふぇっふぇ、と入口の方から笑い声が
した。
「あんた方、寝る前に枕投げが常識ってもんだろう」
入口からにこにこしながら大量の枕を持って
入ってきたのは、女将さんだった。
「…女将さん…枕投げ奨励しちゃうんだ…」
そう私が突っ込むと、女将さんは、
「枕投げはいいよー、日頃のうっぷん晴らしだ」
と言いながら肩を回した。
「…しかも参加する気か」
とエーラも思わず突っ込んだ。