黄金と四聖獣
次の日の朝、私は気がつくと
体が重くて全く身動きが取れなかった。
…これは、金縛り!?
なんて思いながら、私は恐る恐る目を開けて
みる。
すると、目の前にはシオン様の綺麗な顔が
あった。
「…!?」
驚いて離れようとするけれど、やっぱり
身動きが取れない。
寝起きの頭脳をフル回転させて、状況を把握
しようとする。
あ、そうだ…
昨日は、女将さんと壮絶な枕投げ合戦を
したんだっけ…
それで皆、女将さんにやられて気絶するみたい
に眠ってしまったんだった。
そして、今…
こんなに身動きが取れない理由は…
シオン様に、抱き枕状態にされているから
だった。