…… の、 定義
お互いに好きだとわかったのに、
アキラはユキを送り届けて
そのまま帰ろうとするのですが…。

おいおい、どこまで純情だよ。
思春期の少年だって
もうちょっと男を見せるだろう?
ユキに引き留められなければ
あのまま帰ってただろうなとか…。

結果的にユキの一言で甘い夜を過ごした二人。
翌朝アキラは、女のユキから誘うようなことを
言わせてしまったことを不甲斐なく思い、
今度こそ大事なことは自分から切り出そうと
決心します。

付き合いだして1ヶ月が過ぎ、
仕事が休みの日に二人で出掛けた時。
アキラはユキにもう少し広い部屋に引っ越して
一緒に暮らさないかと言うのですが。

表札もひとつになるけど、と言われたユキ、
突然のことに少し驚いてます。

そしてアキラの渾身のプロポーズが
「真山 愛弓になるか?」

それに対してユキの一言、
「回りくどいよ、アキ。」

回りくどいと言いながらも、
「オレの嫁になれ」とストレートに言われると
「なんかえらそうだからやだ」と答えるユキ。
「えっ、やだ?!」とうろたえるアキラ。

アキラ、ユキに翻弄されてるわ…。
惚れた弱味ってやつかな。

それでもなんとか素直にプロポーズして
ユキからOKをもらって、
アキラはホッとしたことでしょう。

ユキの気が変わらないうちに
指輪を買いに行くと言うアキラ、
ホントにかわいいな、おい。




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