好きと言えなくて
コンビニに寄り弁当と飲物を買ってこいと、お金を渡された。


何処かで食べて帰るんじゃなかったの。


俺は目立つから外食は無理だと。


コンビニ弁当を車の中で食べてると、明日は現場には5時入りだから、寝坊するなと言われた。


5時ですか、じゃない。


「社長の息子さんを首にするのは不味くないですか。」


大丈夫だ、問題ない。


事務所の社長の息子なのに。


「喜村は何度首にしてもこりない男だから、又ふらっと現れる。」


え、ぇぇ、それってどういう事。


「社長も諦めてるよ。どの相手とも上手くいかないし、俺が一番長い付き合いだから。」


いい大人が何をやってるんだか。


早く帰って寝よう。


「疲れてる俺に運転させるとは。綾華、まさか寝てたりしないだろうな。」


すみません、寝そうなりました。


だって、私が運転をすると言ったら、死にたくないと行ったくせに。


喜村マネージャーが、明日ふらっと現れてくれる事を祈るしかないかな。


私がマネージャー兼付き人を拒否出来ないなら、与えられた仕事を頑張るしかない。


相手役が園村友加里は絶対不味いと思う。


又睨み合いになったら、どう防げばいいのよ。


今夜は眠れそうもないです。





















< 20 / 51 >

この作品をシェア

pagetop