涙が枯れる日 Ⅱ【完】



「桜花、本家に着いたら俺から離れるなよ?」




「う、うん」





「遥斗、組員殴ったりしないでよ?面倒臭いから」





飛真がサラッと怖いことを言った…





組員殴るって…



「あぁ、分かってる。」




遥斗の返事にホッとした私。




「ならいいんだけどね〜」





なんて言ってると凄く大きな門が見えた





「着いたよ〜」





着いた?



「え、ここ??」





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