涙が枯れる日 Ⅱ【完】
それから凄く飛真さんと話した…
それで分かった事は
飛真さんは裏の仕事をしている人
――――――過去をもっていること…
話している間、時折寂しそうな、切ない顔がチラついていた…
人には何らかの過去、トラウマ、悲劇があってもおかしくない…
そして、どんな事でも些細な事などない。
その人が凄く辛い思いをしてきたとしたら、それは深く重い過去となるのだ…
きっと、飛真さんがもっている過去も深く、重いものなんだと思った…