声が聞きたくて



「予想を害して、すみません」


そう言って、ラテに口をつける



少し恥ずかしそうにする姿に
私は安心した



そして、私はメモ帳に書いた



【雅人さんを頼みます】


それが私の決意だと逞さんは理解してくれたのか、頷いて私が書いたメモ帳を1枚剥がし、ポケットに入れた



『ありがとう』



「……若が、言ってました。「俺にはあずさの声が聞こえるんだ」って。「俺の声もあずさに届いてるんだろうか」って」



雅人さんの声……
雅人さんは必要以上話をしてこない
仕事の話はもちろん、自分の話も。
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