声が聞きたくて


「かんぱい」


『……かんぱい』


グラスを合わせ、私たちはワインを飲む
もういい時間なのもあり
食事というより、つまみに近い


ホタテのカルパッチョに
生ハムとサーモンサラダ
カマンベールチーズ

そして、お寿司が握ってあった


まさか一条さんが?と思っていたら
雅人さんが教えてくれた


一条さんの実家は料亭をしていて
板前ではなかったけど
人手が足りない時は
調理場に立つこともあるという

一条さんの親は継いで欲しいと願ったらしいけど、俺が継いだら潰しちゃうからっと、妹夫婦に託したらしい


恐るべし、一条さん!
< 266 / 282 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop