声が聞きたくて


「みんな……あずさを待っていた。もちろん俺もだ、」

「もうどこにも行くな……いや、行かせない。もう離さない」



雅人さんはまっすぐ私を見ていう



本当は三年前に渡そうと思ってたんだが…と前置きをしながら
テーブルに小さな箱を置いた



「結婚するぞ」


……なんか違くない?
普通、結婚してくださいでしょ?

けど、雅人さんらしくて
つい笑ってしまった


「サイズ合うかしら?」



笑いながら答えた
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