声が聞きたくて


「これから毎日安眠だ」



そう言って抱きしめてくれる
雅人さんの腕は……微かに震えていた



「あずさ」


私の頬に触れる雅人さんの手は温かい



『雅人さ……っ。』



名前を呼ぼうとしたけど
途中で唇を塞がれてしまった


けど、すぐ離されて
また呼ぼうとしたら
また塞がれた


リップ音がやけに耳に触り
身体中が熱くなる



そのキスを受け止めるだけで
変になりそうなのに
雅人さんはまったく容赦ない


噛み付くようなキスに
どうにかして息をし
慣れた手つきで、私の身体に巻いていた
バスタオルを器用に外す


雅人さんの肌が私の肌に触れる
やっぱり恥ずかしくて
手で顔を覆う
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