声が聞きたくて


まだパソコンに目を向けている雅人さんの腰に腕を回して
ピタッとくっつく


「ん?どうした?」



そう言って私の頭に優しく触れた


なんでもない


私はただ雅人さんの温かさに
甘えたいだけ



人に甘えたいなんて
久々に思った


雅人さんなら甘えてもいいんだ
私のこと、受け止めてくれる



全部ひっくるめて
面倒くさい私を嫁にすると言ったんだ




パソコンを閉じる音がした
手の届く棚にパソコンを置くと
腰に回していた私の腕を剥がし

雅人さんもベットの中へ身体を入れる
< 273 / 282 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop