声が聞きたくて


一瞬、雅人さんの身体が離れた
意識が朦朧する中
温もりがなくなるのは寂しい


……なんて思っていたら



『……っ!痛っいっ!』


この世にはないくらいの激痛に
襲われて、意識が覚醒した


痛さの先には
雅人さんが腰を沈めている


私のあまりにも下品な声に
目を丸くしていた


少しでも雅人さんが動こうとすれば
激痛が走る


『ま、……痛っ……無理、』



えっ?と雅人さんの動きが止まり
何かを確認している様子だ
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