声が聞きたくて
「……条件はわかりました。マンションもお売りになるということで……それでは、今のマンションの契約書はお持ちですか?」
私は鞄から取り出し、一条さんに渡した
「ありがとうございます………矢沢…あずさ…さん?…………」
契約書を見て、一条さんは止まった
ん?なに?
なんか、変な事書いていたかな?
「一条さん?どうかしたの?」
真純さんも不思議に思ったらしく
一条さんに声をかけた
「あ、いえ……このマンション、今もまだ人気なんですよ!高値がつくと思います、ちょっと調べますので、お待ちください」
そう言って一条さんは席を立った
私と真純さんは出されたコーヒーを飲みながら、出されたクッキーをもぐもぐ……