ずっと一緒
いつものように、ファンにとびっきりの笑顔を見せるとキャーという歓声が起こる。




ファンは皆派手な格好をしている。目立ちたいのだろう。見てないけど。




俺は昔から異性からも同性からも好かれていた。特に、異性とは目が合っただけで勘違いされるほどだ。




高校では特進クラスの上位、サッカー部のキャプテンというまさに誰もが憧れる王子様的な存在だった。




寛太と葵とは小学校から一緒で何をするにも三人でいた。




中学の時から俺らはバンドを組んでいた。受験の時は忙しくって休止していたが、三人が同じ高校に受かってからは毎日のように歌っていた。




そこで、スカウトされアイドルデビュー。人気はぐんぐん上がり一年で国民的存在となったのだ。

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