嘘と秘密~悲しいラヴァーズ~
「…え…?あ…え…?」


ふと我に返る。


顔がカァっと赤くなっていくのが自分でも分かる。


「パニクりすぎ」


春山くんが優しく微笑んだ。


その笑顔にまたドキッとする。


「え、びっくりしない方がおかしいよ!!」


動揺を隠すように大声で言い返す。


だけど、顔が赤くなってしまっているから今さら言ったところで意味ない。


ちょ、絶対、顔赤いよ…。


手のひらで顔を包む。


案の定、熱い。


指先のひんやりとした感触が気持ちいい。


恥ずかしい…。


すごく恥ずかしい…。


トマトより赤いよ…。


今の私は。





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