クールな王子に捧げる不器用な恋【番外編追加】
可愛く笑って織田君がペロリと舌を出す。
「ここが会社なのを忘れるなよ」
朝比奈先輩が上司らしく彼をたしなめるが、私はそんな朝比奈先輩を上目遣いに睨み付けた。
自分の事棚に上げてよく言う。
昨日、会社で私にキスしたのは誰ですか?
そんな恨みがましい私の視線に気づいた朝比奈先輩は、私と目が合うと黒い笑みを浮かべた。
……あの肉食獣のような目は何なの?
朝比奈先輩の目が怖くて背筋が寒くなる。
真田さん、逃げなくても襲われそうなんですけど……。
「今日は夕方台風が来るらしいから、残業はせず早めに帰宅するように」
朝礼を五分程で終わらせると、朝比奈先輩は客先との打ち合わせのため慌ただしく部屋を出ていこうとする。だが、私の背後で足を止め「ひよこ、それ無意味だから」とクスリと笑って私の頭をポンと叩くと、私の顔も見ずに部屋を後にした。
「ここが会社なのを忘れるなよ」
朝比奈先輩が上司らしく彼をたしなめるが、私はそんな朝比奈先輩を上目遣いに睨み付けた。
自分の事棚に上げてよく言う。
昨日、会社で私にキスしたのは誰ですか?
そんな恨みがましい私の視線に気づいた朝比奈先輩は、私と目が合うと黒い笑みを浮かべた。
……あの肉食獣のような目は何なの?
朝比奈先輩の目が怖くて背筋が寒くなる。
真田さん、逃げなくても襲われそうなんですけど……。
「今日は夕方台風が来るらしいから、残業はせず早めに帰宅するように」
朝礼を五分程で終わらせると、朝比奈先輩は客先との打ち合わせのため慌ただしく部屋を出ていこうとする。だが、私の背後で足を止め「ひよこ、それ無意味だから」とクスリと笑って私の頭をポンと叩くと、私の顔も見ずに部屋を後にした。