小さな恋のメロディ
学校は冬休みに入り、私は鳴海といる時間が増えた。
他の女の為に空けていた土日も、今は私の為にある…。
電話も毎日決まった時間にあって、お風呂に入っていて出れなかったりすると、家の方に電話があり、掛けなおすと出なかった事を怒るようになった。
もっと
楽な人だと思ってたのに……。
そんな窮屈な毎日が、
たまらなく嫌になってた。
年も明け、里沙から電話が鳴る。
「はい」
「綾香?明けましておめでとう」
「うん。明けましておめでとう」
「初詣、どうしたの?」
「鳴海さんと…。里沙は?」
「紺野くんと行って来たよ」
幸せそうに言う里沙が羨ましかった。
「それよりさ、紺野くんが言ってたんだけど、哲平…陽子と付き合ってないみたい」
「えっ?」
「綾香と別れた後、陽子に告られたみたいだけど、断ったんだって」
「ふ~ん…」
「綾香の事、まだ好きみたいだよ」
「……」
「綾香も哲平が好きなんでしょ?」
「…好きでも、どうにもならない事もあるんだよ…」
「…そうかな?」
里沙は必死に何か言っていたけど、頭の中に入らなかった。
他の女の為に空けていた土日も、今は私の為にある…。
電話も毎日決まった時間にあって、お風呂に入っていて出れなかったりすると、家の方に電話があり、掛けなおすと出なかった事を怒るようになった。
もっと
楽な人だと思ってたのに……。
そんな窮屈な毎日が、
たまらなく嫌になってた。
年も明け、里沙から電話が鳴る。
「はい」
「綾香?明けましておめでとう」
「うん。明けましておめでとう」
「初詣、どうしたの?」
「鳴海さんと…。里沙は?」
「紺野くんと行って来たよ」
幸せそうに言う里沙が羨ましかった。
「それよりさ、紺野くんが言ってたんだけど、哲平…陽子と付き合ってないみたい」
「えっ?」
「綾香と別れた後、陽子に告られたみたいだけど、断ったんだって」
「ふ~ん…」
「綾香の事、まだ好きみたいだよ」
「……」
「綾香も哲平が好きなんでしょ?」
「…好きでも、どうにもならない事もあるんだよ…」
「…そうかな?」
里沙は必死に何か言っていたけど、頭の中に入らなかった。