キャンディーポップ・ハロウィン
「・・・。」

わたしは、少しだけ顔を引いてゆっくりとうなづいた。

「ほんと?ありがとう。」

女性は、ニコッと嬉しそうに微笑んだ。

「・・・。」

わたしは、女性のその笑顔に少しぼうぜんとなった。

なんて、可愛らしい笑顔なんだろう・・・。

見た目は、少し大人っぽくて綺麗な人だけど、なんか普通の女の子だ・・・。

「よっと。」

フィナは、ほうきから降りるとほうきを手に持った。

「それじゃあ、お話ししましょう。えっと、どこかゆっくり話せる場所とかないかしら。」

フィナは、あたりを見渡す。

「・・・。」

きららは、少し震えた手でどこかを指をさす。

「ん?」
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