私達はただのおもちゃ【完】
一緒に行ったはいいもの、全然夏月と話せず
ずっと咲彩ちゃんが喋りっぱなしだった
話す隙を与えてくれず、二人が前を歩き、
私が後であとをついていくような形になった
見間違いかもしれないが、
一瞬咲彩ちゃんが振り返り、
笑っていたような気がした
授業が終わり、また夏月と咲彩ちゃんと、
帰ろうとすると、もう二人はいなかった
教室につくと二人はいなく、次の授業
ギリギリに戻ってきた、そんなことが
何回かあったが、特に気にしていなかった
そのときの私は二人の事を深く考えずにいた