こいつは俺が一生面倒みるから
衝撃の告白 上
そこから竜己は私服、佳奈は浴衣であるいていた。

やべ。無言だ…。何でこいつ浴衣なんだよ。気になるだろーが…。

「あの、さ、やっぱり着替え直す!似合ってないよね…」

「いや!似合ってるから!大丈夫…だから!」

竜己がそう言ったら佳奈は顔を朱に染めた。

「ありがと…」

「着いたぞ。射的勝負しよーぜ?」

「いいけど…私浴衣なんだよ?」

「本気出さねーからさ!早く早く」

そう言って竜己は手をとった。

「!?…鈍感なんだから」

「何か言ったか??」

竜己がそう聞くと佳奈は首を横にふった。

こいつ…こういう格好すると可愛いな…って違う。何を考えてんだ!こいつは幼馴染みだぞ!?幼馴染みに今ごろ恋なんて…。あり…なのか?
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