先輩、ちょっと待って下さい!


いつものコンビ二へ寄る。



「いらっしゃいませー」



私は真っ先にチョコレートを手にとる。



そして、先程の竜也先輩に言われた発言や抱き締められたことを思い出す。



竜也先輩、強引だよぉ…。



本当に付き合うことになってしまった…。



「あ、花子ちゃん」


コンビニのお兄さんがニコッと微笑んできた。



「あ。えーと、一岡さん…」



「わっ!名前覚えてくれてたんだ、すっげー嬉しいっす」



一岡さんはくしゃっとした笑顔を私に向ける。



はぁ、何だか癒された…



「何か花子ちゃん今日顔赤いっすねー。具合悪かったりして…?」



「えぇっ?!赤い?」



竜也先輩のこと思い出してたからだぁ!!



もうっ、竜也先輩のせいだからね…



「熱あるんじゃないの?」


一岡さんが心配そうな顔をしてきたので、余計に恥ずかしくなった。



すみません、熱なんかはないです。。



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