Rain
告白
朝、目覚ましと近くに来ているだろう、雀の声で目が覚めた




―――あれから、かなり落ち込んだ



でも、元々、心のどこかで『受け入れてくれる訳がない』って諦めてた部分もあったのと、何よりも昨日、先生が慰めてくれたお陰で、こうやって一眠りして朝を迎える事が出来た




…愛実と三沢と向き合う事が出来たら、先生に言おうと思っていた事がある

…今日は、それを先生に伝えよう―――






私は、そう決心してベッドから起き上がった
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