恋する僕らのひみつ。



「昨日、たまたま中学生が集団にカツアゲされてる現場に出くわして、それで」



「それで?」



「壊れた」



あたしは、イスからズッコケ落ちそうになった。



「いちばん大事なとこ、話飛ばさないでよ。中学生助けるために、まさか相手をボコボコに……?」



「ハハッ、してないって」



「よかった……。びっくりさせないでよね」



「ケンカしたら、奈乃に怒られる」



そうだよね。

奈乃との約束を、琥都が破るはずない。
< 485 / 888 >

この作品をシェア

pagetop