恋する僕らのひみつ。



もし家族になんてなったら……



湊とあたしは、血の繋がりはなくても兄妹になるってことでしょ?



そんなのありえない。



考えたくもない。



絶対ダメ……。



「そんなとこ隠れてねぇで……」



声が聞こえて、あたしはトンネルの入り口のほうを見た。



「出て来いよ」



湊が地面にしゃがみこみ、トンネルの外からあたしを見ていた。
< 507 / 888 >

この作品をシェア

pagetop