恋する僕らのひみつ。
「覚えてろよ、快」
「え?なんか言いました?湊ちゃん、早く~」
湊はギロッと快をにらんだあと、マイクに向かってボソッとつぶやく。
「俺ら……言葉よりも態度だから」
湊は、あたしの腕をつかんでグイッと引き寄せると、
ぎゅっとあたしを抱きしめた。
ちょっ……待って。
あたしの頭のうしろをつかんだまま、湊はあたしの耳元でささやく。
「少し早ぇけど、予行演習な」
え……なに……?
体を離した湊は、あたしの顎を指でクイッと持ち上げる。
湊の顔が近づいてきて、
驚いたあたしは大きく目を開く。
そのまま湊は、あたしにキスをした――。